楽しいコト大好き♪
パリジャンです。
Wii用ゲームソフト「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」。
今回はこちらのタイトルをクリアしました!!
国民的RPGである“ドラゴンクエストシリーズ”。
今作はWiiリモコンを剣に見立てて戦うという新しい雰囲気のドラゴンクエストです。
町人やアイテム、呪文にモンスターはどれもおなじみのものばかり。
そしてそれらをフルボイスの仲間たちや王道ド真ん中なストーリーが彩っています。
それでは作品のレビューへ、れっつごー☆
発売 | 2008年7月12日 スクウェア・エニックス |
ゲームジャンル | 体感アクションロールプレイングゲーム |
プレイ環境 | WiiU(Wii互換機能) |
開発 | エイティング |
プレイ時間 | ストーリー :15時間 総プレイ時間:20時間 |
記事内の画像にはゲーム画面キャプチャ・関連商品を使用させていただいております。
好きなところ
「これぞドラクエ!」がたっぷり感じられる世界観。
ドラゴンクエストといえば長く続いている人気シリーズ。
歴史がながいのでその分、”シリーズのお約束”や”おなじみの要素”もたっくさん!
今作は外伝的な立ち位置ではありますが、ドラクエの世界観のエッセンスがたっぷりあります。
どうのつるぎやおなべのふたを装備して、薬草をもって冒険へ。
襲い掛かってくるのはスライムやキメラなどの魔物たち。
ダンジョンでは見つけた宝箱に喜んだり、
やられちゃいそうなピンチにはホイミで回復したり。
こんな感じに「ドラクエあるある」がいっぱい!!
ぼくはあまりドラクエをやったことがないけれども、
それでも「あー、知ってる!!」と思えちゃうくらい”ドラクエらしさ”があふれています♪
シリーズおなじみの要素がいっぱい。
ドラクエ知識=モンスターズなぼくはもちろん、
シリーズ経験者も楽しめちゃいそう!
フルボイスでしゃべる! 個性的な仲間キャラクターたち。
今作でもシリーズ作と同じように”仲間キャラクター”が登場します。
ステージ選択画面で3人の中から好きなキャラクターをひとり選んで2人旅をする。というシステムです。
- 主人公の親友でよき剣のライバル、王国の王子である”ディーン”。
- ゴスロリパンクな元僧侶、ヒロイン枠の”セティア”。
- 5年前に魔王を倒した大英雄にして酒好きの女好きな主人公の父親”バウド”。
仲間として頼れるだけじゃなくて、3人ともキャラとしての魅力もたっぷり。
性能で選ぶか、キャラ愛で選ぶか。う~ん、迷っちゃうよね!
そしてなんと、3人ともフルボイスでしゃべりまくります。
イベントシーンでのボイスアクトはもちろんのこと
バトル中に応援してくれたり、勝利後に褒めてくれたり。
物語を彩るのにも一役買ってくれています。
彼らの声を演じているのは「特撮」に出演経験のある俳優さんたちばかり。
何を隠そう隠さないけど! ぼくは特撮作品大好きっ子!
そんな意味でも彼らがおしゃべりするたびに
ぼくのテンションはだだ上がりしていました笑
まさか大好きな特撮作品の俳優さんたちが
たくさん出演しているなんて…!!
これは個人的にとっても嬉しいサプライズ。
手ごわい魔物たちとの白熱する”体感アクションバトル”。
状況にあわせてWiiリモコンを振り回す”体感アクション”で大剣戟!
この作品のいちばんの特徴はやっぱり”戦闘”!!
Wiiリモコンを剣に見立てて、襲い掛かってくる魔物たちと戦う体感アクションが最大の魅力です。
がむしゃらにWiiリモコンを振り回すだけではなくて
- タテ・ヨコ・ナナメ斬りを使い分けて複数の敵をまとめて攻撃。
- 敵の弓や魔法をタイミングよく斬って跳ね返して攻撃。
- 突きでガードの体勢を崩したり、ばくだん岩を突き飛ばしてまとめて爆発で攻撃。
- 盾をかまえて、うまくダメージをおさえる。
といったように色々なアクションが用意されています。
うまくバトルを進めていくと、必殺剣ゲージが溜まります。
100%になったら超強力な必殺剣の発動チャンス!
うまくコマンドを決めれば大打撃を叩きこめます。
10種類以上ある必殺剣のなかにはジゴスパークやギガスラッシュのようにシリーズに登場したものもあります。
相手の属性にあわせたりして、バトルを有利にすすめちゃおう。
歴代の勇者たちとおなじ技も登場。
シリーズ経験者はおもわず「にやり」としちゃう
素敵なファンサービスだね♪
仲間キャラクターと力を合わせて、乗り越えよう。
主人公に同行する仲間キャラクターたちはバトルでは大切なサポート役。
ベギラマやライデイン、ホイミにスカラやバイキルト。
それぞれに得意な系統がちがうから、だれを連れて行くかも攻略のキーポイント。
ボス戦だけでなく、道中の雑魚敵とのバトルでも案外重要になってきます。
彼らの行動AIにももちろんドラクエらしさが健在です。
「めいれいさせろ」でプレイヤーが支持を出すのも良し、
「ガンガンいこうぜ」「バッチリがんばれ」「いのちだいじに」で彼らに任せるのも良し。
さらに終盤になると主人公との協力技も覚えるから
“協力していっしょに苦難を乗り越えていく”感がますますゲームを盛り上げてくれます。
ぼくのおすすめはディーン王子!
攻撃魔法・回復魔法がつかえるうえに
盾をおおきくする「バイシルド」の魔法がとっても頼もしい。
自己ベストをめざしたくなるスコアアタック要素。
今作ではすべてのステージにスコア評価があります。
ステージクリア時にクリアタイムや連続ヒット率・ガード率などでS~Bランクで格付けされちゃうんだけど、
評価によってごほうびのアイテムが貰えちゃいます!
このアイテムは主人公の”剣の合成”の貴重な素材。
上級の剣を手に入れるためにはハイスコアでもらえる素材が必要になります。
なので、スコアアタックに目的がうまれるので何度でも挑戦しようという気持ちになれちゃいます。
また、さきに紹介した必殺剣はそれぞれの武器を取得と同時に覚えるという仕様。
なのでいろんな必殺剣を覚えてバトルを有利にすすめるためにもスコアアタックがカギになってきます。
もちろん、うまく高評価がとれなくてもゲームクリアできない。というような難易度設定ではありません。
なのでアクションが苦手なプレイヤーでもその点は安心だよね。
ランク評価の内容には
「よわい防具でクリア」なんてものも。
腕に自信があるならチャレンジしてみよう!
ここがちょっぴり。。
全体的に「コンパクト」感のあるボリューム。
前述したとおり、今作は「ステージ選択性」のアクションゲームです。
ステージ数はラストダンジョンをあわせても8種類。
世界の町や村を巡ったりすることもなく、拠点は主人公たちの住むアルソード王国だけと
どうしても「コンパクトな仕上がり」と感じてしまうところがあります。
物語も王道ド真ん中なところは大好きです。
たしかに短さや淡泊さは感じるけれども、
盛り上がるシーンもちゃんとあるし とあるムービーシーンが超カッコいい!!
このゲームシステムで長尺だったとすると、筋肉痛必至だからその点でも程よいボリュームだったと言えるのかも?
実際にぼくはラスボス戦ではマジで息があがりました笑
Wiiリモコンの認識感度に難あり。
紹介したとおり、今作は
「敵にあわせて動作を使い分けること」がとっても大切。
なのですが、Wiiリモコンの感度がイマイチなこともあって肝心なときにやりたい行動ができないことがありました。
Wiiリモコン プラスが登場するまえのタイトルであるということもあり、ガジェットの性能面で相性がわるかったですね。
発想はとっても楽しくて、そのためのリモコン! とまで思えちゃうものなのにもったいない…!!
とくに「突き」攻撃がなかなか上手くできてなくて苦労したなぁ。
ネットの評価でもこの点が挙げられているように思えます。
なのでぼくの個人的なコツもいっしょに書き記します!
突きをするときは
「一度、腕を引いてから差し出す」「突いたあとはもとの位置まできちんと戻す」。
この2つを意識するとかなりうまく出来るようになりました。
なかなかこの時代のゲームをいまやる方はいないかなとは思うんだけれども、もしもプレイするときは試してみてください♪
まとめ
国民的RPGシリーズ「ドラゴンクエスト」の外伝的な立ち位置の今作。
ハードの性能面でまだまだ過渡期だった時代のタイトルということもあり、
操作性やボリュームの薄さを感じるところもプレイ中はいくつかありました。
だけれどもWiiリモコンを剣に見立てる。というコンセプトがホントに素晴らしい。
Wiiならでは。のゲーム性を感じられてとっても楽しかったです。
キャラクターも個性的だし、いつかシリーズのお祭り作品的なタイトルでまた登場してもらいたいな。
ぼくはドラゴンクエストはモンスターズくらいしかやったことがないけれども、シリーズに興味を持ちました。
いつか機会があったら本シリーズの作品もプレイしてみたいな。と思わせられるタイトルでした♪
ドラクエの雰囲気をばっちし感じられる作品。
まさしく「体感する」ドラクエでした!
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