パリジャンゲーム大好き ♪
パリジャンです。
ブレインパンク・アクションRPG「スカーレット ネクサス(SCARLET NEXUS)」。
今回はこちらのタイトルのPS5版(難易度:HARD)をクリアしました!!
主人公は「ユイト・スメラギ」と「カサネ・ランドール」。
脳科学が発達した世界で、人類を襲う”脳喰い”の怪異を相手に討伐軍の新人隊員として活躍するお話です。
この記事ではゲーム紹介・クリアレビュー(ユイト編がメイン)をしています。
こちらのタイトルが気になる方はぜひ、お付き合いください ♪
それでは本文へ、れっつごー☆
ネタバレについて
※記事内の画像・動画にはゲーム画面キャプチャ、関連商品を使用させていただいております。
※記事内の画像はクリックすると拡大ができます。
- サイバーパンクな世界観を楽しめる。
- アニメ調のキャラクターデザイン。
- スタイリッシュでカッコいいバトルアクション!
「スカーレット ネクサス」の紹介&プレイ感想
作品データ & プレイデータ
基本情報
「スカーレット ネクサス」は
- 開発元:バンダイナムコスタジオ、トーセ
- 発売元:バンダイナムコエンターテインメント
より、2021年6月24日に発売されました。
| おすすめ度 | A評価 |
| ゲームジャンル | アクション (ブレインパンク・アクションRPG) |
| キャッチコピー | 「きみの超脳力が覚醒する」 |
| 対応ゲーム機 | Play Station4/5 Xbox X.S.ONE、Steam |
| CERO指定 | D(17歳以上対象) |
| 難易度 | 難易度選択:あり(4段階) バトルの操作が忙しめ |
気になったクリエイター
- ディレクター:穴吹健児
- キャラクターデザイン:山代政一(怪異デザイン)
- シナリオライター:実弥島巧
- 音楽:竹田隼大
以上の方々が担当されています。(敬称略)



穴吹健児さんは公式X(旧Twitter)で
熱すぎるくらい本作への想いを叫んでいる熱血漢!
“作り手の愛”が伝わってくるのは嬉しいよね。
公式トレーラー



もうひとりの主人公「カサネ」。
彼女がメインのトレーラーも公開されています!
「スカーレット ネクサス」はこんなゲーム
世界観とストーリー
近未来 脳力 = ブレインパンクな世界観。
本作の舞台は、建国歴2020年の一大国家「ニューヒムカ」。
脳科学が発展したこの国では、人々はお互いの脳をネットワークで結びあって 社会を構成しています。
その一方で、脳を喰らう化け物『怪異』による災害に脅かされている。という世界設定。
そんな怪異に立ち向かうため、人類は「怪異討伐軍(通称:怪伐軍)」を結成します。
怪伐軍とは…
怪異と戦えるくらいに強い脳力ーー“超脳力”をもった人たち。
その中でもとくに優れた超能力を持つ者が「七剣聖(セプテントリオン)」と呼ばれています。
怪伐軍はすべての人々にとっての英雄であり、スターであり、憧れの存在。
主人公のユイト・スメラギとカサネ・ランドールは怪伐軍の新人隊員。
国を守るヒーローの一員として、任務へ駆り出されていきます。
その中で、怪伐軍の真の意味や隠されていた世界の真実に触れていく。というのがストーリーの大まかな流れになっています。
ダブル主人公の両方でプレイすることで、ちがった視点で真実が判明していきます。
仲間たちとの絆をむすんで展開されるストーリー。大好物でした!



1週目はユイトくんでのプレイがおすすめ!
ユイトが表編・カサネが裏編の主人公という印象です。
なにが正義でだれが味方なのか? 陰謀が錯綜するストーリー。
ニューヒムカを守る怪伐軍の一員として
哨戒作戦に就いたり、チーム対抗模擬戦でスキルを磨いたり。
厳しい日々だけど仲間とともに任務をこなしていくユイト。
ある日、複数のチーム合同の大規模な怪異討伐任務に就いたユイト。
闘いのなかでとあるキャラが何者かに狙撃されます。
銃弾を受けたその途端…、怪異に変貌!!
スナイパーたちが落としていったケースには、ニューヒムカ第二の都市”セイラン”の市章が入っていたのでした。
国民のヒーローである怪伐軍と、軍を指揮するニューヒムカ政府。
この事件はセイランの反乱なのか 政府が絡んでいるのか。
いままで信じてきたものへの信頼が揺らいでいく。
それだけでなく、この出来事をきっかけに世界の真実も見えてきます。
ディストピアやSF、ロボトミー。
いろんな要素が詰め込まれたストーリーは読みごたえバツグンでした



物語を読み進めるたびにいろんな事実!
「えぇ~!!?」って何度言っただろう( *´艸`)
登場キャラクター
個別エピソードでしっかりと描かれるキャラクターたち。
スカーレット ネクサスに登場するキャラクターたち。
みんな”軍人”として活躍する一方で、いろいろな悩みを抱えていたりします。
じぶんが目指す道に迷ったり、すべては愛する人のための行動だったり。
軍人としての生き方に思い悩んだり、トラウマをずっと抱えていたり。
ユイトとの関わりのなかで、それぞれが乗り越えていく。
そんな様子が「絆エピソード」というカタチでしっかりと描かれています。
紡がれてきた絆があってこそ!!の後半の展開。
あのシーンを見たときはリアルに「うわぁああ♡♡」って声が出ちゃってました( *´艸`)



ぼくのイチオシはカゲロウ!
声もビジュアルもキャラ設定も大好き♡
戦闘システム
“超脳力”を使いこなせ! コンボを繋げる爽快アクション。
スカーレットネクサスのバトルはシームレス式の「アクションバトル」。
弱攻撃・強攻撃を使い分けながら戦うよくあるスタイルのシステムに「超脳力」という要素が加えられています。
その”超脳力”の1つが「念力」。
マップに点在しているいろんな”オブジェクト”。
廃車やガレキ、鉄骨にコンテナなどいろんなものがあります。
それを念力で引き寄せて、敵にドカーン!とぶつける。
ひるんだところに近接攻撃でコンボを重ねていく、というのが基本的な戦闘スタイル。
そしてバトルをサポートする「SAS」というシステム。
これは仲間同士でリンクして、一時的に超脳力を借りられるというもの。
たとえば、こんなことができちゃいます。
- 「発火」:武器やオブジェクトに属性を付与して攻撃力アップ。
- 「透視」:隠れている敵をみやぶったり、動きを見切って躱したり。
- 「硬質化」:避けきれない攻撃を無力化。乱戦でも闘いやすい。
- 「瞬間移動」:有利な間合いにワープ。緊急回避や不意打ちに。
攻守のタイミングで使い分けたり、複数の脳力を組み合わせてつかったり。
いろんな戦法でバトルを有利に進めていこう!



戦況を見極めて、
臨機応変にバトルしちゃおう!
“超脳力”を研ぎ澄ませ! さらなるパワー「脳駆動」と「脳内空間」。
ストーリーが進むと開放される2つのチカラ「脳駆動」と「脳内空間」。
どちらも一時的だけれども、超脳力をさらに研ぎ澄ましてパワーアップするシステムです。
- 「脳駆動」:あらゆる行動のスピードが上昇し、バトル性能が大幅アップ。
- 「脳内空間」:特殊な空間を展開、念力攻撃が無制限で使い放題になる。
雑魚散らしはもちろん、強敵との戦いでも頼りになるこれらのチカラ。
戦力として頼もしいだけでなくストーリーの演出としても、とっても魅力のあるシステムに仕上がっています。
本作のバトルは簡単操作でスタイリッシュにカッコよく戦えます。
だからといって難易度が低いワケではなくて、難易度設定によっては歯ごたえのあるバトルが楽しめます。
仲間との連携、強力な超脳力。これらをうまく使いこなして、ゲームを攻略していこう!



頼りになるだけじゃなく
演出も超かっちょいい!
好きなところ
“仲間”感があふれるパーティメンバー
【絆】が感じられる仲間たちの描かれ方。
本作に登場する仲間キャラクターたちはみんな個性いっぱい。
仲間以外にもたくさんの登場人物がいるけれども、みんなキャラクターが立っていてイベントを眺めているだけでも楽しめちゃいました( *´艸`)
元気っこな幼馴染、人見知りの女の子。
ワルい遊びを教えてくれるお兄さんに、お世話大好きお姉さん。
ぐでぐで~とした”だるキャラ”やツンデレめがねくん。
ユイトくんとの絡みだけじゃなく、仲間同士もワイワイしてくれるのがとってもGooD!
軽口叩きあったり、恋バナしたり。人間味が感じられるところがお気に入りです♡
追加のDLC購入が必要になりますが、作中のキャラクター同士の関係性のさらなる掘り下げも楽しめちゃう。
エピソードだけでなくバトル中も『絆レベル』によって、たくさんのサポートがどんどん発生するのも良かったね。
ぼくはキャラクター性の高いゲームが好きなので、ゲーム中ずっと楽しめました~!



アニメやラノベの登場キャラクターっぽい雰囲気の仲間たち。
さすがはキャラゲーにつよいバンダイナムコのゲームである!
サイケデリックなデザインの怪異たち
【恐ろしくも美しい】という表現がぴったりな怪異。
スカーレットネクサスに登場する多くの「怪異」たち。
人類の”脳”を喰うという恐ろしい設定なんだけれども、怪異たちのルックスもちょっぴり異質で恐ろしい。
生物的でありながら、どこかサイケデリックで禍々しい。
恐ろしさのなかに、ある種の美しさも感じられる 絶妙なデザインがされています。
このコンセプトで描かれる多数の怪異たちが、このタイトルの大きな魅力の1つ!



これぞまさしく”鬱くしい”。
生物であり絵画っぽくもある印象的なデザイン!
エレクトロニカ調の楽曲
【クールでおしゃれ】良質なBGMたち。
スカーレットネクサスに起用されているたくさんのBGM。
俗にいう「エレクトロニカ」調の楽曲たちは近未来的な世界観と相性ばつぐん♡
おぞましい怪異の特異性が感じられる不気味感MAXの曲。
いろんな出来事にぶつかりながらも、歩みを止めずに進んでいく勇ましさ溢れる曲。
それぞれのシーンにぴったりな曲がプレイ中の気持ちを盛り上げてくれます。
ヘビメタっぽかったり、ピアノ調だったり。
「エレクトロニカ」の魅力が詰まった楽曲がたくさんでした!



探索中→バトル音楽への移行もシームレス。
アレンジがちがうだけで全然違う印象に
変わるのがとっても魅力的~♪
気になったところ
W主人公システム
水増し感をおぼえるゲームメイク。
本作は「ユイト」と「カサネ」、どちらかを主人公に選ぶW主人公システムとなっています。
周回プレイをすることで物語の全容が見えてくる作りです。
中盤まではガラッと違う内容なんだけれども、終盤辺りの展開はほぼ同じ。
そのため、ちょっぴり『飽き』を感じちゃうのも事実です。
敵どころかマップも同じだから余計にそう感じちゃうのかな?
せっかく、たくさんの仲間キャラクターがいるのに操作できるのはユイトかカサネだけだしね。
- 「一方その頃~」みたいな形式にして、おなじダンジョンでも違うルートになる。
- ユイトやカサネ以外のキャラクターが操作できる。
といったものがあれば、水増し感も和らいだんじゃ? と思いました。
お話自体はとっても丁寧な作りだから「ないものねだり」なのかも(;^ω^)
絆エピソード
違和感のある発生タイミング。
仲間たちの意外な一面が描かれたり、ストーリー補完だったり。
ゲーム体験をより深めてくれるのが「絆エピソード」システム。
本作ではユイト隊・カサネ隊が一時的に対立するタイミングがあるんだけれども、そんなときでもおかまいなく”絆エピソード”が発生するのがちょっぴり違和感があります。
本気で闘ったあとに「これから会えない?喫茶店で待ってる」っていうのはさすがに違和感があるよね(;^ω^)
どのエピソードも内容自体はとてもいい出来なので、もうちょっと自然な導入になっていればなぁ…と思わせられちゃいました。
バトルシステムとスキル
コマンド中断不可と永続スキルの相性が✖。
アクションRPGではよくある、「回避キャンセル」。
このシステムがあれば攻撃中でも回避ボタンが割り込ませられるというものだけれども、本作には実装されていません。
本作のスキルは取得してしまえば常時発動。というスタイル。
基本的には戦闘が快適・爽快になっていくものなんだけれども…、
コンボ数アップのスキルを覚えることで「敵の反撃を受けやすくなる」というデメリットがあります。
とくにボス戦や高難易度だと、一撃喰らうと大ダメージなのでそう思っちゃいました。
スキルのON・OFFの切り替えができたり、回避キャンセルが実装されていればもっと快適だったのかも??
イベントムービー
イベント見返し機能がついていない。
本作はRPGなのでたくさんのイベントがあるんだけれども、あいにくと「イベントシアター」のような振り返り機能がついていません。
お気に入りのイベントを見返すには周回をする必要があるんだけれども…
発生条件が『プレゼントを贈ること』が条件のイベントは、強くてニューゲームをすると発生させられません!
アイテムを渡した。という履歴が残ってしまうから。というのは分かるんだけどねぇ…。
『絆』がテーマになっている作品なので、こういうムービーは是非とも見返したいんだけどなぁ。
アジトのTVに「イベントシーン再生」機能をつけてくれれば嬉しかったな。
まとめ


「超脳力と絆」がテーマとして描かれているスカーレットネクサス。
チャプター形式の物語はハードな展開も多くて、なかなかに心苦しくなるようなことも…。
だけれども、その境遇に負けずに進んでいくユイトくんはカッコよかった。
そんな彼を支える仲間たちも、みんなとっても魅力的。
彼らが紡ぐ『絆の物語』はさいごまでワクワクが止まりませんでした!
次回作がもしあるのなら、ぜひぜひプレイしたいなぁ。
そう思うことができる名作だと思います ♪
アクションRPGが好きな人にはホントにおすすめのタイトルです。



アニメ調でバトルが楽しい。
ぼくの好みにばっちしな作品でした☆


































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